緑の紳士

2006.10.25 Wednesday 13:11
luna


バッファローが沸く場所が2箇所隣接したところで、
その日も僕は場所が空くのを待っていた。
どちらも既に先客がいる。
1箇所は物理スキルで敵を分裂させた、所謂『分裂狩り』をしているオークのPTだ。
経験値稼ぎにここに来ているのだろう。
もう1箇所は敵の沸く場所を2箇所確保して狩っているクランPTだ。
少し離れたところに3箇所目の沸く所があるが、
そこもペアが確保していた。

隣接した場所で空くのを待ちながら、時々移動してもう一箇所を見に行く。
ただひたすらその繰り返し。
しかし場所が空く気配はない。


時折僕が待機している場所の近くでバッファローが沸く時がある。
その時は少しだけ狩らせてもらったけれど、
一度すでに狩っている敵に物理スキルを打ち込み、
わざわざ分裂させて持って行かれ、
僕はすっかり萎えてしまった。


「いい加減、ここから卒業したいんだけどなぁ・・・」


そうは思えど、いまだに高い魔法書「グレーターシールド」。
クランハントに頻繁に使うような魔法ではないものの、
プロフィットとして覚えていないまま、という訳にもいかない。
少し休憩しよう・・・と僕は離脱した。






時を改めて僕が冬の迷宮に降り立った時、
ふいに声がかけられた。


「***:こんばんわ」


ふと見ると、オークメイジと思しき人が傍に立っている。
周りを見渡しても近くには誰もいない。
と言う事は話しかけられたのは僕だ。

「明輝:(・w・)ノばんわー」

僕は少々困惑しながらも返事を返した。

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